2010年4月20日
フォード・マスタング
開発開始当時副社長であったリー・アイアコッカの指導下で、第二次世界大戦以降に出生したいわゆる「ベビーブーマー」世代向けの中型車として開発が開始され、1964年4月17日から開催されたニューヨーク万国博覧会の初日に発表された初代マスタングは、そのスポーティーな外観や性能、低価格、「フルチョイスシステム」と呼ばれる多彩なオプション群と巧みな広告戦略などでアメリカ人の心を掴み、1960年代中盤の好景気も背景にT型フォード以来と言われる同社の大ヒットとなった。
高い人気
初代マスタングの販売戦略とその成功は、日本において1970年に発売されるトヨタ・セリカにも多大な影響を与えたと言われている。マスタングはフォードのみならずアメリカを代表するスポーツカーとしてその後も途切れることなく継続的にモデルチェンジを重ね、現行モデルに至るまでさまざまなバージョンが製造されている。日本においても、フォード車を象徴する存在として、また低価格な輸入スポーティカーとして人気が高い。
特徴
初代から現行型まで一貫して2ドアに4人、もしくは5人乗り座席を装備し、北米では小型車「ポニーカー」に属する。
「マスタング」とは「野性馬」を意味し、その名は第二次世界大戦後期に活躍した戦闘機、ノースアメリカンP-51マスタングともイメージを重ねたと言われている。なお、当初はイタリア北部の都市の名前を取った「トリノ」という名前になることが決定していたが、当時のフォード会長のヘンリー・フォード2世が当時イタリア人のクリスティーナ・ベットーレ・オースティンと不倫中であったため、スキャンダルの報道に油を差すようなイタリアの名前を避けて、広告代理店のJ・ウォルター・トンプソンなどとともに再考した結果「クーガー」(アメリカライオン)と「マスタング」の2つの名が残り、最終的に「マスタング」に決定した。 ちなみに「クーガー」の名称は後にマーキュリーブランドのラグジュアリークーペとして採用されている。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
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